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社会福祉法人 愛燦会

人のコト

職員インタビュー

法人管理スタッフ「より良き媒介となって働きやすい職場環境の整備を行う。」

──普段行っている業務

私は内部統制室長という立場で、「ルールをつくること」と「ルールが守られるようにすること」という大きく2つの役割を担っています。
この「ルールをつくること」では、法律とそれ以外のものを扱っています。
法律に関してはやるべきことが明確なので、制度の趣旨を守りながら各施設を法の下で運営していくには、どのような取り組みが必要なのかを考えています。起こりうるリスクを把握し、職員のみなさんが目的の達成と業務を阻害しない効率性を両立するには、どう取り組むべきかなどを検討していきます。
「制度が変わりましたので、こう対応してください」と一方的に伝えることは避け、単なる伝達で職員のみなさんに負荷をかけてしまうだけにならないよう気を付けています。

また、「ルールが守られるようにすること」では、ハラスメントなど、コンプライアンスの中でも倫理的規範に関する研修も行っています。研修では、具体的に分かりやすく説明することを心掛け、またより深い理解の定着のため継続的に発信する機会を確保すべく、新人研修、リーダー研修や職員会議等の場で時間をもらい説明しています。
意識に関する部分を言葉にすることはとても難しいのですが、常に意識し、具体的な行動へ落とし込んでもらえるような仕組みをつくるのも私の役目だと考えています。

──身近なリスクを内規で回避できるように

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法律や倫理規範だけでは日常の具体的業務の全てには対応できないため、内部規程(内規)を整備する必要があります。ただ、ルールが過度な業務負担にならないよう、業務に携わるみなさんの意見を聴き、全員が納得した上で、一緒にルールをつくっていくようにしています。

各施設で関係し得る場面において、個人情報保護法違反やハラスメントなど、無意識のうちに行ってしまう可能性があるものに対して、意識を高めてもらうことも今は重要です。身近な例として、SNSでアップする写真にはどういうところにリスクが潜んでいるか、業務の引継ぎや情報共有する際にSNSを利用すると、どんな危険性が潜んでいるかを伝えると同時に、ルールが存在する意義を知ってもらうことが大切です。普段使っているものだからこそ、改めて意識を向け高めていく必要があります。

──職員との関わり方について

もし、ルールや職場環境について、疑問がある場合は、専用窓口等での質問や相談を通じて解消に努めるほか、必要に応じて改善のために動いていきます。
今は役職者や人事・労務担当者など、ルールによく触れる人からの連絡が多いですが、働きやすい職場環境の整備は全職員に関わることです。質問や相談時だけでなく、面談など様々な方法で職員のみなさんとお話しして意見を聴くとともに、内部統制室についてより多くの人に知ってもらう努力が必要だと思います。

──今後の想い

施設だけで対応するのが適切でない問題は、協力し合って解決できるよう、誰でも気軽に相談できる開かれた内部統制室にしていきたいです。より良き媒介となり、働きやすい職場環境をつくっていくためには、日々変化していく法や制度に関する知識を得るだけでなく、人間性を磨くことも必要ですので、日々幅広い経験を積みながら成長していきたいと思います。

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