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社会福祉法人 愛燦会

人のコト

職員インタビュー

高齢者介護スタッフ「介護経験ゼロからのスタート、仲間を巻き込みながら成長していく。」

──普段行っている業務

特養の生活相談員として、入所の相談受付や入所判定会議、あとは入所された方のご家族とのやりとりなどがメイン業務です。またご利用者の健康管理、医療との連携を図りながら健康状態を管理しつつ、ご家族に報告などもさせて頂いています。特養とショートステイを合わせて、現在は100床ほどを担当しています。次長職としては、職員の管理、施設運営に携わっています。

──介護業界について思うこと

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介護のお仕事ってかつては3Kなどと言われていましたが、それは本当に昔の話で現在はそんなこともありません。合理的にお仕事ができるよう最新テクノロジーの機器や、情報管理システムを積極的に導入し、スタッフの負担もうまく軽減しながらやってゆこうという動きになっています。
わたしはいま長寿の里・十四山に在籍しているのですが、十四山は愛燦会の中でも最も早く介護ロボットを導入した事業所です。これを活用することで、小柄な女性スタッフでも苦労なくご利用者の介護ができます。

──「助かりました」という言葉の価値

わたしの場合は緊急ショートステイも担当させて頂いているので、「退院したけど、この先いく場所がなくて……」であったり、「お家で一人で転んでしまって、何日間もご飯も食べていなくて……」といったような本当に切羽詰まったケースを多く見ています。ですから「助かりました」と言われることもしばしばありますね。「助かりました」って、お仕事をしていてなかなか耳にする機会がない言葉だと思うんですよ。その言葉を聞くたび、本当にお役に立てて良かったと心底思います。

──事業所を異動するたびに感じる楽しさ

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わたしは法人内でいくつかの事業所を異動してきました。認知症のグループホームが一か所目、現在籍を置いている特養が二か所目で、次の春に長寿の里・南濃にまた異動が決定しています。事業所を移るたび、また新たな顔ぶれのスタッフと一緒にお仕事ができるのは楽しいですね。
実はわたし、入職した年に新人研修の講師を担当させて頂いたんですよ。だから各施設に、わたしが研修した若い子たちが今もたくさん働いているんですね。異動するたびに、その子たちがどんなふうに成長しているかを見られることもお仕事の楽しみになっています。

──愛燦会に向いている人

何かと「心配りのできる人」は愛燦会に向いていると思います。
ご利用者の中には、帰宅願望の強い方もいらっしゃいます。そんなご利用者も含め、入所されている方に「安心して過ごして頂きたい」という気持ちを持って接することのできる人は素敵だな、と私は思いますね。
愛燦会ではご利用者のご家族に、入所時の持ち物についてご説明する時に必ず「お茶碗とお箸とお湯呑みは、お家で使っていたものを持ってきてください」とお伝えします。お茶碗とお箸とお湯呑みは、多くの場合皆さんご愛用の物があるんですよね。特にご高齢の方の場合は。それを入所してからも使って頂くんです。すると、「あ、わたしのお茶碗があそこにあるから、あそこはわたしの席ね」という感じで、ご利用者の居場所がそこにできるんですよ。この取組みは、愛燦会の最初の施設、長寿の里・津島のオープン時、先代理事長のお考えで「ご利用者は、ここで家族として暮らすことになるけれど、みんな家では自分用の茶碗や箸、湯呑みは決まっているだろ?全員に同じ茶碗を使ってもらっていては自分の家ではない」と話をされた事がきっかけだとお聞きしています。
些細なことかもしれませんが、その想いを皆が受け継いで実施しているこの取組みは大変素敵だと感じています。
そういった思いやりの心や、小さな心配りにも気がつくような方であれば愛燦会で楽しく働いて頂けるのではないでしょうか。

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